投稿規定
(令和6年4月1日改訂)
1. 論文の筆頭著者と連絡責任著者は会員であることを要する。
2. 論文は他雑誌に未発表のものに限る。
3. 投稿論文の種類は総説,原著,短報,調査報告,事例報告,カレントトピックスとする。いずれの投稿論文も,複数の専門家の査読を行う。
種 類 |
内 容 |
総 説 |
研究・調査論文の総括および解説 |
原 著 |
独創的な研究論文および科学的な知見 |
短 報 |
独創的な研究の短報または手法の改良・提起に関する論文 |
調査報告 |
実態調査などの報告でデータ自体が利用価値を有しているもの |
事例報告 |
単一事例についての報告で,ストレス科学における実践上の問題解決をめざした論文 (症例の報告を含む) |
カレント トピックス |
ストレスに関する時事的な事項についての、エッセイ、小論、研究論文の報告、法制度などのうごき、コメント、等 |
4. 投稿論文は,日本ストレス学会倫理綱領(日本ストレス学会誌第17巻3号に掲載)に則り執筆されたものでなくてはならない。すなわち,人体を対象とした研究では,国の法規や倫理指針等に則ったものでなくてはならず,研究が行われた施設の倫理審査を経て承認された研究であることが望ましい。倫理審査を受けていない場合には,対象者に対する倫理的配慮がどのように行われたかが明記され,ヘルシンキ宣言の趣旨に沿った研究であることが明らかでなければならない。また,動物を対象とした研究では,研究実施機関の規定等に則ったものでなければならない。
5. 論文は,「執筆要領」に従い,和文または英文で記し,別に和文および英文の抄録並びに日本語および英語で3から5語のキーワードを付けて提出する(短報,調査報告,事例報告,およびカレントトピックスについては,抄録は必要ない)。
6. 投稿論文において他の文献の図版を使用するときの許諾は,投稿前に投稿者自身により得ておくものとする。
7. 掲載料については原則として無料とする。
8. 同一の研究プロジェクトによる別論文あるいは,投稿論文と内容的に関係の深い論文が存在する場合(掲載済みのみならず投稿中も含め)には,二重投稿あるいは細分化投稿の判断を要するため,著者はその理由を付して該当する先行論文を「編集室」宛に提出すること。
9. 投稿準備段階または投稿時と同一の原稿について,投稿前に,コミュニティに認知されたプレプリントサーバで公開することを認める(プレプリントサーバ上にて他言語で公開され,それを和文翻訳した原稿も,投稿可能とする)。但しこの方針は,一次研究を記述した原稿のオリジナル版にのみ適用されるものとし,投稿後のプレプリントサーバでの公開や,すでに公開した論文の投稿後の更新・変更は認めない。査読を経て加筆・修正をした原稿,出版のために受理された原稿,学会誌に掲載された原稿は,プレプリントサーバに掲載・公開してはならない。規定に反した掲載・公開が判明した場合,本誌はその原稿を不採択とする。また,本誌に採択された場合は,プレプリントサーバ上の論文に,本誌論文へのリンクを表示すること。
10. 原稿の採択,加除訂正の要求,掲載順序の指定,校正(初校は著者)などは編集委員会が行い,編集委員長の名で著者に連絡する。原稿の修正等のために編集委員会から原稿を返却された場合は,原則として3か月以内に編集室に返信すること。返信が遅れた場合は新規原稿として扱うことがある。返信が遅れる可能性がある場合は事前に編集室に連絡すること。
11. 原稿は下記宛にEメール(タイトル「日本ストレス学会原稿」)にて投稿すること。
12. 掲載原稿の著作権は論文が採択された時点から本学会に帰属する。
13. 掲載が決定後,著者は速やかに受理原稿を「編集室」宛に提出すること。
執筆要領
1. 和文原稿は,横書き新かな使い,常用漢字の楷書で記載する。文字の大きさを10ポイント以上とし,A4判の白紙に印字する。1枚あたり字数は800字(25字×32行)とする。論文の字数については,下記のとおりとする(抄録は含まない)。
種 類 |
字 数 |
総 説 |
10,000字~16,000字程度 (図表,文献を含む) |
原 著 |
8,000字~16,000字程度 (図表,文献を含む) |
短 報 |
4,000字~8,000字程度 (図表,文献を含む) |
調査報告 |
4,000字~12,000字程度 (図表,文献を含む) |
事例報告 |
4,000字~12,000字程度 (図表,文献を含む) |
カレント トピックス |
800字~4,000字程度 (図表,文献を含む) |
注:ストレス科学は幅広い研究分野からの投稿があり,分野によって論文作成スタイルが異なることから字数に幅をもたせている。医学・看護系および実験系は下限の字数,心理系に関しては上限の字数を目安に作成すること。
2. 外国語の人名,地名,学名はブロック体で記載する。ただし片仮名でも良い。
3. 英文論文および英文抄録はdouble spaceで打ち,枚数は和文原稿に準ずる。
4. 原稿には表紙をつけ,上半分には表題,著者名,所属機関名 (以上英文付記),表・図などの数およびメールアドレスを書き,下半分には朱字で論文の種類を明記する。
5. 総説および原著については,和文800文字,英文400語の抄録 (両方の抄録が必要) をつける。
6. 原稿の各ページにはページ番号,ならびに行番号を付すこと。
7. 図表はそのまま印刷するので,鮮明なものを送付すること。すべての図表および写真は,本文中の原稿の欄外に挿入するべき場所を明記すること。なお,製版のため不適当と認められる図表は書き換えることがある。
8. 文献は引用順・原則40編 (カレントトピックスについては5編) までとし,末尾文献表の番号を片括弧をつけて右上肩に記す。著者は3名まで連記し,それ以上にわたるときは(et al.)とする。
[文献引用例]
<学術雑誌>著者名.表題.雑誌名(正式誌名).発行年;巻(号):頁-頁.
1) 下光輝一,小田切優子,大谷由美子ほか.職場におけるタイプA行動パターンと冠動脈性心疾患予防.ストレス科学.1996; 11(3): 44-52.
2) Tsutsumi A, Kayaba K, Kario K, et al. Prospective study on occupational stress and risk of stroke. Archives of Internal Medicine. 2009; 169(1): 56-61.
<単行本>著者名.表題.編者名.書名.発行所所在地,発行所,発行年;引用頁-頁.
3) 大野 裕.認知療法の技法と実践―精神療法の接点を探って.東京,金剛出版,2010.
4) Holroyd KA, Razarus RS. Stress, coping, and somatic adaptation. In: Goldberger L, Brenitz S. Handbook of Stress. New York, The Free Press, 1982; 21-35.
<オンライン>
5) International Council on Archives. ISAD(G): General International Standard Archival Description. [Online]. 1994 [cited 1997 Sep 2]: Available from: URL: http://www.archives.ca/ica/isad.html